電気工事士の給料、年収、仕事内容、全て部長に聞いてみた!

東京都世田谷区で大手住建メーカーの新築戸建電気工事や、街路灯など官公庁の電気工事を手掛けている株式会社山崎産業です。東京都、千葉県の新築木造住宅の電気工事が主体です。
山崎産業では経験者、未経験者の電気工事スタッフを募集しています。
特に経験者の電気工事士、施工管理(電気工事施工管理技士)の方は高年収が見込めます。一方、電気設備工事が未経験の方でもチャレンジしやすいトレーナー教育の体制が整っています。
電気工事士、施工管理をされている方のなかには職場環境や給料に不満を感じていたり、労働環境に厳しさを感じている方も多いのではないでしょうか。建設業は働き方改革がまだまだ行き届いているとは言えない業界で、昔ながらの”在り方”が慣行されている会社は少なくありません。
しかし、私たちは現場の効率を高め、より多くの給料と休みを社員に提供したいと積極的に働き方の見直しに取り組んでいます!
今回はそのあたりも含め、入社18年、37歳の工事部部長 大沼に、電気工事士になった経緯から給料や年収、なぜ山崎産業で働き続けているのかなど聞きたいことを一挙に質問してみました!
電気工事士に聞く!なぜ電気工事士になったの?
■電気工事士になった経緯を教えて下さい。
私は出身高校も工業高校ではないですし、正直にお答えすると山崎産業に入社した動機も、電気工事士の仕事をしたかったからではなく、東京に出たかったからなんです。(笑)地元の北海道で就職活動を始めた時に、ここの求人票が出ていて、「東京…寮がある…よし、ここだ!」と思いました。
それだけを聞くと不純にも思える動機かもしれませんが、私は山崎産業が入社一社目なんです。電気工事士を続けてこれたのは、面倒見の良い会社であること。そして電気設備工事は奥が深いんです。図面を読み切れていないと上手く行かない。住宅の電気設備工事と言っても、一軒一軒使う照明器具も違いますし、仕様が異なります。
照明一つとっても、メーカーもより良い商品を作り続けていますので、自分自身の知識もアップデートしなければならないのです。それを続けていたら気が付いたら18年経っていました。
あとは私自身”負けず嫌い”の性格だからというのもあります。仕事でミスをして怒られるのが嫌で、反骨精神でやってきました。振り返るとそういう私の性格をわかって上手く教育してもらっていたんだなと思いますね。
先代の社長は自分で考えなさいというタイプで、直属の上司はすごく優しく何でも教えてくれて。いいバランスで頼れる人達が沢山いました。
■電気工事士に必要な資格はどのように取得しましたか?
資格は「第一種電気工事士」、「二級 電気工事施工管理」、「消防設備士 甲種4類」を持っています。今は施工管理の一級を目指しているのですが、こういった電気工事士に必要な資格も全部山崎産業に入ってから取りました。電気工事施工管理の一級は今年再チャレンジで、学科は通ったのですが2月に実地試験があります。
資格を取るときは、講習や勉強のために現場を早上がりさせてくれたり、状況を踏まえて非常に配慮してくれる会社ですよ。勉強しやすい環境です。
電気工事士に聞く仕事内容
■電気工事士の仕事は”きつい”?
電気工事士は簡単な仕事ではないことは確かです。
それは、施工箇所が一部ではなく、家全体が施工箇所で、配線は繋がっているからです。閉所作業や高所作業もありますし、時には家に面した道路に穴をあけることもあります。私たちは全て自分たちで施工していて、建物を総合的に見ることが求められます。
電気はその家に住む施主様もかなりこだわるところです。設計図面の段階でおおよその配置は決まっていますが、理想のインテリアが叶うか、コンセントの位置など、使う立場に立ってみるとすごく気になりますよね。たとえば枕元であればコンセントは絶対欲しい。そういった細かなことを施主さんと相談し、希望に応える、そのコミュニケーションがとても大切です。
最近は商品がどんどん進化していて、インターフォンも画面がついたものや、スマートフォンと連動するものなど、新しい製品が次々展開されています。私たち電気工事士は電気のプロとしてお客様から相談されたりもするので、商品知識の勉強をしていく必要もあります。
テレビCMで「オッケー!Google!」「ヘイ!アレクサ!」なんて、いかにも簡単そうにやってますけどね。実はそれが出来るように整えるのはそんなに簡単じゃないんですよ〜。(一同笑)
ただ、いい仕事ができると、「あの人にまた施工をお願いしたい」とリピートに繋がるので、大変なことはそのまま”やりがい”として返ってきます。
電気工事士に聞く給料と年収
■電気工事士の給料は?
スキルや経験によっても変わるので、ここで「ズバリいくらです!」と言うことはできませんが、給料に不満はありません。
弊社は年に1回昇給の査定がありますし、現場経験の積み重ねや資格の取得など、できることが増えるに連れて給料が上がっていくシステムです。賞与(ボーナス)は年2回あり、仕事の頑張りがそのまま反映された額がもらえるのでやる気にも繋がります。
他社と違う特徴とすると、うちの社長は会社の利益について私たちにも分かるように話をしてくれます。これだけの利益が出せている、何にいくら使う、という話です。なので、私たちが現場を回して利益を出せればそれだけ賞与でも還ってきますし、逆に出せなかったら賞与を弾むこともできない。すごくシンプルです。ワンマン経営ではなく、全員が関わっているという認識が持てて働きやすいと思いますね。
また「役職手当」のほか、生活をする上で非常に助かる「住宅手当」などの待遇も充実しています。特に「住宅手当」は見直しや廃止する企業も増えている中、毎月45,000円支給されるのは本当にありがたく感じています。
他にも会社が契約している保養所の利用に毎年3万円支給してくれたり。給料や福利厚生など待遇に不満はありませんが、もっと給料を上げるための仕組みづくりや、休みを増やすためにどうしたら良いか、ちょうど今社内体制を色々と改善しているところです!なので「満足している」ではなく、もっと良くしている途中なんです。
電気工事士に聞く将来性
■電気工事士の給与・年収も含め、この仕事の将来性はどう思いますか?
電気工事の仕事の将来性は、私は感じています。職業にも、会社にも、この先の将来性は大いにあると思います。その会社がどの様に仕事をしていくかで将来性は生み出せますよね。
シンプルに考えて、電気工事の会社の売上は現場数に応じて変わります。効率よく現場を回す”やり方”次第でもっと利益を伸ばすこともできます。今は民間の仕事が8割ですが、公共事業を増やす方法もあるでしょうし、いかにその8割の仕事の件数を増やして行くか。方法は沢山あると思いますし、会社としてそこに取り組んでいます。
特に電気工事経験者や、施工管理経験者に対しては給料も高待遇です。同じ電気工事の仕事をするのなら、山崎産業は社長の考えも柔軟で、働いているスタッフも若い、面白い会社だと思いますよ。
電気工事士に聞く、社長が変わったことでの変化
■今の社長になって会社はどう変わりましたか?
山崎産業は、最近事業承継で社長が代替わりされました。私が最近までお世話になった先代の社長同様に、今の社長もとても面倒見の良い人です。働きやすさをすごく考えてくれて、社員思いの精神は更に強くなっていると感じています。
それに、うちの会社の仕事のスタンスは、「時間がかかっても親切、丁寧に納めること」。どの社員に聞いても同じことを答えると思います。それだけ会社のあり方が、一人ひとりにまで落ちている。会社と社員の関わりの深さって、そういうところに表れるんじゃないかなと思います。
社員にとっての大きな変化は、休日が格段に増えたことが一つ挙げられます。それこそ、職人の世界によく見られるような「閑散期には突然連休を言い渡され、それ以外は週一日休み」といった、昔気質な在り方を今の社長は良しとしません。年間単位で休みを示してくれるので予定も組み立てやすいですし、仕事が早く終わったらダラダラやらずに早く帰りなさいと言われます。
電気工事士に聞く求める人材
■電気工事士、電気工事施工管理、どんな人にきて欲しい?
電気工事をこれまで経験していた方であれば、今まで新築をやったことがなくてもすぐに仕事を覚えることができますし、分からないところは丁寧に教えます。ハウスメーカーさん毎に、施工の決まりがあるので、そういったことも指導します。また、今教育のマニュアルも作っているところなので、未経験の方でも安心して入ってこれますよ。
ただ技術のことは後から身につけていただければいいので、求める人材と言われれば「清潔」で「気遣いができる方」ですね。現場監督や施主様とのコミュニケーションも多い仕事ですので、気遣いや身だしなみの清潔さを重要視しています。それらは仕事にも表れる部分ですからね。
後は「親切」。親切とは何かというと、お客様の要望に対して最適な方法を提案できること。それは現場で覚えていくことなので、周囲の先輩を頼りながら身に付けていってほしいです。
■電気工事施工管理の教育方法
弊社では、一人ひとり受け持つ現場の人工を予測して、ホワイトボードに書き出しています。配線作業、ボード、仕上げ、それぞれの作業に何人工かかりそうかの予測を立てて、実際はどうだったかも記載しています。
それを見ながら、予想を越えて工数がかかってしまったのなら次どうするか考える。また、これを洗い出すことで、一人工がいくらになるかがわかり、利益の計算が出せるようになります。これを繰り返すことで、現場での動き方も変わりますし、徐々に少ない人数で回せるようになっていきます。簡単なことですが、考える力が身につく指導方法です。
電気工事士に聞く今後の目標
■工事部部長の今後の目標
先述の通り、いま会社では「どうやってもっと利益を上げるか」、「会社をどうやってもっと大きくしていくか」を全社で考えています。私の役目としては、知識と技術の底上げをはかることですね。
建設業には現場営業という言葉がありますが、いい仕事をしていれば、また依頼が入ってきます。社員全員が、お客様からまたお願いしたいと指名が入るようなレベルアップを目指します。それによって売上は付いてくるものだと思っています。
電気設備工事で、就職や転職を考えている方がいらっしゃれば、ぜひ一度見学に来ていただきたいですね!
気になった方は簡単なご質問からでも構いません。
弊社を一緒に盛り上げてくれる方のご応募をお待ちしております!