V2Hって結局どうなの?ガソリン車と電気自動車、どっちがお得?

V2Hって結局どうなの? ガソリン車と電気自動車、どっちがお得

今、脚光を浴びているV2H。

電気自動車(EV)のバッテリーを活用して家庭用の電気も給電することができる仕組みです。

ガソリンいらずで走れるだけでなく家庭用の電気までまかなえるなんて、電気代、ガソリン代に限らず様々なものの値段が高騰する2022年以降の日本で、これほどありがたいことはないですよね?

でも、EVは一般的なガソリン車に比べれば価格は高め。果たして購入費用、維持費等を比較した場合、どっちがお得なのでしょうか?

自動車を選ぶ際、どのような部分に注目するとお得になるか、そしてどうすれば地球環境に優しくなるか?といった観点から情報をご提供いたします。

 

東京でV2Hを使うってどうなの?
まずはガソリン事情をチェック

V2Hって結局どうなの? ガソリン車と電気自動車、どっちがお得

2022年はロシアによるウクライナへの軍事侵攻が行われ、世界中の経済にも大きな影響が出てきています。

スーパーマーケットで売られている食料品をはじめ原油価格など、様々な生活必需品への影響が出てきていますが、ガソリン代もまたその中のひとつ。

自動車を頻繁に運転する方にとっては大きな影響がもたらされています。

ソニー損害保険株式会社ソニー損保が毎年実施している「全国カーライフ実態調査」が2022年6月期に行った調査※によれば、1ヶ月あたりの自動車の維持費は平均1万2800円。

前年に比べると1100円の値上げとなりました。

得にガソリン代・燃料代に負担を感じる方が多く、68.1%もの方が「ガソリン代が高くなった」と回答。これは前年比14.1ポイントもの上げ幅です。

実際、東京都ではレギュラーガソリンのリッター単価がおよそ160円近くになっています。

2020年頃には133円台だったわけですから、かなり価格が高騰していることがわかりますよね。

いかにして家計を圧迫しないように工夫するか? が問われているのが現状だと言えます。

※調査対象は自動車を所有してていて月に1回以上運転する18~59歳の男女1000人

東京でV2Hを使うってどうなの?
電気自動車とガソリン車で
50kmを走行した場合のコストはどれくらい違う?

V2Hって結局どうなの? ガソリン車と電気自動車、どっちがお得

そこで近年、脚光を浴びているのが電気自動車(EV)の存在です。

充電すれば走ることができるEVならば、ガソリンいらず。

充電をする必要があるので電気代はかかりますが、ガソリン代よりも割安になると言われてしまう。

そこで実際に比較をしてみると、以下のような数字になりました。

1日50km走行する場合の費用を比べてみましょう。

<ガソリン車の場合>

・1リッターあたりの走行距離が10km

・1リッターあたりのガソリン代が160円

とした場合

1日50km走る場合のガソリン代は160円×5で800円

<電気自動車(EV)の場合>

3kWhあたりの走行距離が10km

・1kWhあたりの電気代が26円

とした場合

・50km走る場合の電気代は

26円×(3kWh×5)で390円

一般的な電気代で計算すると、ガソリン車に比べてEVは410円安いという結果に。

毎日通勤に自動車を使っている場合、仮に月20日出社した場合、年間で240日になりますから、240日×390円で93,600円。

実に10万円近い節約が可能になります。単純にこれだけ節約できるのであれば、家計の足しにすることも貯金に回すこともできますね。

東京でV2Hを使うってどうなの?
時間帯別電灯プランを活用したら?
V2Hで給電も可能に!

V2Hって結局どうなの? ガソリン車と電気自動車、どっちがお得

しかも、それだけではないんです。

上記はあくまでも通常の電気料金で算出した場合。

もしも深夜に電気を使う機会が少ないのなら、夜間の電気料金がお得になるプランを利用し、更に安くEVの充電ができます。

東京電力では「おトクなナイト」というプランが2種類あり、どちらも時間帯によって夜間の電気料金の単価が安くなります。

・おトクなナイト8

毎日午後11時から翌朝7時まで割引料金

・おトクなナイト10

毎日午後10時から翌朝8時まで割引料金

2022年10月より電気料金の改定が行われるため、詳しくは東京電力のホームページをご確認いただきたいのですが、いずれにしても深夜の電気料金が日中の金額に比べて安いことは確かです。

つまり、夜にEVの充電をしておけば、ガソリン車よりも更に安く自動車を利用することができるため、かなりの節約になるのです。

そして、EVのバッテリーを利用して家庭用の電気を供給できるV2Hを使えば、家庭用の電気をまかなうこともできます。

結果的に電気料金が更に安くなるため、10万円どころか使い方によっては20万円以上の節約が可能になるのです。

東京でV2Hを使うってどうなの?
EVの購入費用は?

V2Hって結局どうなの? ガソリン車と電気自動車、どっちがお得

ここまでガソリン車とEVの主に燃費について比較してきたところ、圧倒的にEVの方がお得で、更にV2Hで給電することで電気料金も節約できることがわかりました。

電気料金が今後、また値上げする可能性も十分にありますので、自家発電でまかなうという選択肢を選ぶ人が増えていくことは十分に考えられますよね?

ただ、EVを実際に買うとなったら、一般的なガソリン車とどっちが割安なのでしょうか?

その答えは、ガソリン車です。

EVの場合は比較的価格が抑えめのものでも300万円以上はかかります。

その理由はリチウムイオン電池の材料調達の問題があるからです。

リチウムはレアメタルのひとつであり、南米やオーストラリアからの輸送費がかかるのが難点。

ただし、今後、増産されていけば更に価格も下がっていくことが予想されますから、いずれガソリン車に近い価格で購入できる未来がやってくると言えます。

そもそもこの10年間でEVの燃費性能は大幅にアップしています。

2010年に発売された日産リーフは24kWhだったのに対し、今や40kWh以上。

それでいて価格はほとんど変わっていないことを考えれば、むしろ実際のコストは安くなっていると言えます。

東京でV2Hを使うってどうなの?
EVの購入には補助金を使えるって本当?

注目されているV2Hを使って節電ライフを!補助金も活用!

またEVを購入する場合、cev補助金を利用できるのも強みです。

クリーンなエネルギーを使用する自動車の購入またはリースにかかる費用を一部国や都道府県が補助してくれるもので、約50万円(お住まいの地域等によって異なります)が補助されますので、同じくらいの等級の自動車を買うのならEVの方が断然お得に。

結果的にCo2の排出量を減らすことができて、地球の温暖化防止にも貢献できるというメリットがあるのです。

東京でV2Hを使うってどうなの?
EVとガソリン車で維持費が安いのは?

V2Hって結局どうなの? ガソリン車と電気自動車、どっちがお得

また、年間の維持費に関しても、EVの方が安上がりです。

車両価格がガソリン車よりも高いので任意保険に加入する場合の保険料こそ割高になりますが、EVは自動車税で減税措置がとられています。

自動車重量税はなんと100%軽減。

新車登録時と初回車検時(継続検査)の際、自動車重量税を納付する必要はありません。

毎年豊富する自動車税は排気量によって異なりますが、EVの場合は2022年時点では「グリーン化特例」が適用されることから、75%の減税となります。

ちなみに東京都の場合、初回登録年度から6年間の間、自動車税が全額免除されるという特例があるのです。

つまり、新車を購入する際は補助金を使うことができて、自動車重量税も自動車税もかなりの節税が可能。

維持費はガソリン車に比べてははるかに安くなるので、燃費性能だけでなくここでもEVに軍配が上がるという結果に。

つまり、毎日自動車を利用する人だけでなく週末や限られた日にしか自動車に乗らないという人にとっても税制優遇が受けられるためお得という結論に。

東京都にお住まいの方の中には仕事で通勤する時は電車やバスといった公共交通機関を利用する方が多いと思いますが、それでもガソリン車を買うよりもEVを利用し、V2Hによって家庭用の電気もまかなった方が得だと言えるでしょう。

東京でV2Hを使うってどうなの?
まとめ EVとV2Hこそ近未来の技術!

V2Hって結局どうなの? ガソリン車と電気自動車、どっちがお得

ここまでガソリン車とEVの費用面の違いについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

確かにガソリン車に比べればまだEVの数は少なく、目にする機会はそれほど多くはないかもしれません。

しかし、地球全体の取り組みとして二酸化炭素排出量を減らすことに注力をしていて、今後もその流れが変わることはありません。

まさに今、地球規模全体で過渡期が訪れている中、EVと、そのバッテリーを活用したV2Hという家庭用の電気をまかなえる仕組みは脚光を浴びるものだと言えます。

山崎産業は1974年に設立、東京都世田谷区を中心に約50年間にわたり皆様のご家庭の電気工事を承っています。

大手住建メーカーの新築戸建て電気工事や街路灯など、官公庁の電気工事を手がけている中、おかげさまで多くのお客様にご愛顧いただいて参りました。

これから先の未来も、皆様のご家庭の電気をより便利にお使いいただきたいという気持ちから、最新の技術や情報を常に集め、スタッフ一同切磋琢磨しています。

かつては一部の限られた人しか使うことのなかったインターネットだって、今では誰もがスマートフォンを使って親しめるようになりました。

まさか手のひらサイズの携帯電話で、動画やゲームを楽しめるなんて1990年代には想像もつかなかったと思います。

そして今、EVを用いたV2Hによって、電気を供給するシステムが変わり始めています。

近い将来、コンセントなど必要なく、家庭内に電気が自動的に供給される事態が訪れても不思議ではありません。

そんな中、山崎産業ではいち早く便利でお得な暮らしを体験してもらいたいという気持ちから、V2Hのショールームを準備中です!

ご家庭でV2Hを私用した際のイメージがわきやすくなります。ショールームOPENについては後日アナウンスいたします!

山崎産業はゼロカーボン(カーボンニュートラル)の時代に向けて、皆様のご家庭をより豊かなものにできるように努力して参ります!

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