未経験から電気工事士に!入社後の仕事内容、待遇、給料、将来の展望について
東京都世田谷区で大手住建メーカーの新築戸建電気工事や、街路灯など官公庁の電気工事を手掛けている株式会社山崎産業です。東京都、千葉県の新築木造住宅の電気工事が主体です。
山崎産業では経験者、未経験者の電気工事スタッフを募集しています。
特に経験者の電気工事士、施工管理(電気工事施工管理技士)の方は高年収が見込めます。一方、電気設備工事が未経験の方でもチャレンジしやすいトレーナー教育の体制が整っています。
電気工事士、施工管理をされている方のなかには職場環境や給料に不満を感じていたり、労働環境に厳しさを感じている方も多いのではないでしょうか。建設業は働き方改革がまだまだ行き届いているとは言えない業界で、昔ながらの”在り方”が慣行されている会社は少なくありません。
しかし、私たちは現場の効率を高め、より多くの給料と休みを社員に提供したいと積極的に働き方の見直しに取り組んでいます!
今回は入社7カ月目、35歳の新入社員の中島に、未経験から電気工事士になった経緯、前職と山崎産業との給与や待遇、仕事内容などの比較、今後の仕事での展望を質問してみました!
未経験から電気工事士になった理由は?
期間職人から職業訓練校を経て山崎産業に入社した経緯を教えてください。
私は熊本県出身ですが、埼玉県で契約社員の待遇で期間職人として車や半導体の製造の仕事をしていました。
契約期間が満了する前から、何か資格を取って働きたいと思っていました。周囲の友人たちが、玉掛けやボイラー技士など何かしら資格を取って働いている姿をみていたからです。それなのに、何も資格を持たない自分に焦りを感じていました。期間工という立場は契約期間があり、不安定なため、安心して働きたいと思ってもいました。
だから、契約期間が満了となった時点で職業訓練校に入り、失業手当をもらいながら、二種の電気工事士の資格を取れる半年のカリキュラムを受けました。そこでの学びは楽しく、内容もすんなり入ってきて、「面白いな」と感じました。また、前職でのものづくりの仕事にも相通ずる面もありました。
製造業で再び職に就かなかったのはもう1つ理由があります。製造業では日勤と夜勤が交互にあるため、生活リズムが乱れ、身体への負担が大きかったんです。私は現在35歳ですが、もっと年を取ると身体がもたないのではという不安もありました。
また、新たな挑戦をするのなら40歳になる前、「今しかない!」という強い思いもありました。
未経験でも、給料、待遇、ステップアップできる環境に納得して入社
電気工事の会社の求人はたくさんあると思いますが、何故山崎産業を選んだのでしょうか?
2020年5月に、コロナの影響で職業訓練校が休校になっていた際、ハローワークの求人で山崎産業を知りました。
条件を絞って求人の検索ができるのですが、電気工事士の仕事で、自分は東京で働きたいことから「寮付き」であることと、最低限の給料の条件を入れて検索していました。そのとき、一番上に出てきたのが山崎産業でした。第六感といいますか、何故か「ここだ!」という感じがしたんです。
その他の会社の求人も見てみましたが、他の会社と比較して山崎産業は5~6万円ほど給料が上で、寮もあり、待遇面でしっかりした会社という印象がありました。立地の面でも一番魅力的でしたね。
実際に入社してみて、手当てが充実していて、お金の面できちんとしています。実は以前働いていた会社では現場の駐車場代が出ないといったことも経験しましたが、山崎産業ではそうしたこともありません。
また、「この会社なら働ける!」と感じたのは、“未経験可”とあったことと、「チャレンジできます!」と書かれていた点です。ステップアップできる環境があるのが魅力でした。
電気回路の複雑さも好きでしたし、電気工事士の仕事に就いた経験はなかったので、実際の仕事はイメージしにくかったのですが、だからこそ、好奇心も湧き、面白そうと感じた面もあると思います。
簡単な雑務から始まり、先輩について学び、数カ月で徐々にステップアップ
最初はどんな仕事を任されましたか?
最初にやった仕事は段ボール崩しや雑務でした。
電気工事士の仕事は、具体的には、ブレーカーの配線をつなげたり、コンセントやスイッチなどの位置を探したり、取り付けるなどがあります。私の場合、まずは配線を抜く作業や、指定された場所まで配線を運ぶ作業を任されました。
職業訓練校で扱った配線は2~3mほどでしたが、現場での配線は10mほどあって、長いし、重いのに驚きました。室内はエアコンなどないため、熱い時期だったので汗だくになりました。
先輩から「今日はここまでやって」と指示された範囲をやるのですが、これまで私はブレーカーの中身なんて見たことなかったので、それが全部終わって配線が束になっているのを見て、「こんなふうになっていたんだ!」と感動しました。はじめての仕事でも達成感があったのを覚えています。
そうやってはじめは、自分の現場はもたずに先輩の現場を手伝っていましたが、無事に取りこぼしなく配線を送れたときには本当に感無量でした。
電気工事士の仕事は理系の能力が必要でしょうか?
そうですね。慣れてくると感覚で分かると言われていますが、やはり頭を使います。計算してやっていかないと、効率よくできません。
入社して7カ月間でどのような業務ができるようになりましたか?
今日の仕事は、照明やコンセントの穴を開ける作業でした。全部1人でやりきれました。
具体的には図面を見ながら、金属探知機でコンセントや照明の穴を探して、そこに穴を開ける作業でした。
明日が壁紙を貼る作業のため、今日中に終える必要のある仕事だったんです。以前は1個だけ穴を開け忘れてしまったことがあり悔しかったので、「今日は完璧にやるぞ!」と気合を入れていました。「インタビューもあるし遅れないようにするぞ!」と頑張りました(笑)。
2週間後には今日の現場にまた行って、スイッチやコンセントを取り付けます。まだ時間はかかりますが、内装の部分に関しては、一通りできるようになりました。
先輩からも「スピードはあとでついてくる、今は完璧に仕事ができるようにしろ。今きちんとやらないと、あとが大変だから」と言われているので、今やるべきことをしっかりと身につけていきたいと思っています。
スピードは大切だと思いますが、電気工事士の仕事は事故にも気をつけなくてはいけませんね?
そうですね、何事も丁寧にこなしていくことが大切なんだと思います。
そのために、基本的なことですが、現場の掃除、整理整頓もしっかりして、電気が流れているときに作業してしまうと大変なことになるので気をつけなくてはいけませんね。それは先輩からも常に言われています。
職業訓練校でも電気工事での事故の危険性は学びました。実際に電気が流れているときに作業をするとどうなるかを見せてもらったのですが、パン!とショートして火花が出て怖かったです。現場のブレーカーの場合は、保護があるので配線まではダメになりませんが、安全第一だと思います。
前職は体力的に辛かったとのことですが、山崎産業に入社してその点はどう感じますか?
今は日勤のみなので本当に身体が楽になりました。前職では仕事が終わっても、場合によっては夜中中起きていなくてはならず、時間がもったいないですし、身体も辛かったです。
今は待遇面でも安心感がありますし、会社の雰囲気も良く、上司が穏やかな方が多いので精神的にもよかったなぁと思っています。
分かりやすく教えてくれる、面倒見の良い先輩のサポート
この仕事をはじめて大変だったところはありますか?
慣れない専門用語もありますし、仕事で使う書類が読みにくい点は大変でした。
けれど、先輩は面倒見がよくやさしいので、そんなときは、丁寧に教えてくれます。実は山崎産業に入社してよかったなと思う1番のポイントはそこです。先輩が自分にちゃんと向き合ってくれて、いつも言うことにしっかりと理屈が通っていて、分かりやすく教えてくれます。
「ああ、こういう先輩に自分もなりたい!」と話を聞きながら思っています。先輩は親しみやすく「お!できたじゃない!」と声をかけてくれることもあります。
先輩とのエピソードで印象に残っていることはありますか?
自分が一人で一番はじめに担当した現場の仕事が完了したとき、報告したら、「おめでとう!頑張ったな!」と言って、一緒に喜んでくれました。それがとても嬉しかったです。
その現場にも大変なときは先輩が手伝いに来てくれていました。分からないことがあると、先輩は「ここの部分は、こうするんだよ」という感じに一つ一つ丁寧に教えてくれました。
資格を取得して、様々な仕事を任せてもらえる電気工事士が将来の目標!
徐々に一人でできる仕事も増えてきて、ますますモチベーションが高まっているんですね?
はい、「あいつできるな!」「あいつに任せたい!」と思ってもらえるようになりたいです。この会社は、一生懸命やっていれば自己成長でき、仕事の幅を広げていけるのが魅力です。
将来的にはさらなる資格取得も視野にいれていますか?
社内のホワイトボードには推奨している資格一覧が掲示されています。それを見ていると、やる気が湧きます。まずは基本の仕事をしっかり覚えてですが、段階を踏んで将来は挑戦して新たな資格を取りたいと考えています。
資格を取るとできるようになる業務も分かるので、「これもやれるんだ!これもできるんだ!」と思って、想像すると嬉しくなります。「ここまでしかできません」となると、モチベーションが上がりません。将来仕事の幅を広げていける展望があるからこそ、今前向きに頑張れていると思います。